人にパワーを与える文章を書きたい。

 


「本日は、お日柄もよく」原田マハ

 

 

原田マハ氏、私を何回、読書中にジンとさせてきたか…
読み終わって、こんなに清々しい気持ちになれる本を読んだのは久々。
最近、読む本読む本どれも、終わり方がモヤっとしてるのが多かったから、すごいスッキリした。
この人の文章、ものすごいパワーを持ってるよ…!

 

主人公のこと葉は、大手老舗製菓メーカーのOL。
毎日ただ仕事をこなして、過ぎていく日々を送っていたこと葉が、幼馴染の結婚式で、

「天才スピーチライター 久遠久美」

に出会ったことがキッカケになり、それまでなんとなく過ごしていた日常が一変する!
こと葉は久遠久美の弟子として スピーチライターの道を歩み始めるが、国の総選挙にまで関わることとなってしまう。

 

 

最初は、挑戦することに怯えていた こと葉が、
スピーチライターとして、言葉と、人と、真剣に向き合うようになり 強くなっていく姿が、たまらなく爽やかでかっこいい。

 

そもそも、私は「スピーチライター」っていう仕事を知らなかった。
この本を読んでいても、最初の方は、


話す人が自分の言葉で話さなかったら

人に響かないんじゃないの?

 

って思ってた。
だけど、読み進めていくうちに、スピーチライターの必要性って、本当に伝えたいことがある人が、どう言葉で伝えていいかわからない時に、必要なお仕事なんだなって理解した。


スピーチライターは、どんな分野の人からもスピーチ原稿作成の依頼が来るから 分野に限らず知識が必要だし、語彙力も必要だし、スピーチの場の空気を想像する力も、話し手の人間性も、聴衆の気持ちも考えられなきゃダメなのよね。

 

上↑に書いたような能力があれば、正直スピーチライター以外でもやっていけそう。(笑)
スピーチライターってめっちゃかっこいいお仕事ね!!

 

この小説を読んで、こと葉の様子を追っていくうちに、私は刺激を受けたし、自分を情けなく思ったよ…
スピーチライターを仕事にするために会社をやめるって決断するところとか、毎日必死になって自分のスキルを磨く修行をしているところとか…!
(師匠の久遠久美にしごかれてることが多いんだけどね…笑)


こと葉に比べて私は、夢に向かって日々過ごせてるの!?って考えたら
私の活動なんてしょぼくれ過ぎてて
こんなんじゃ何にもなれないなって反省しました…

 

私も、音楽を通して、文章を通して「伝えるお仕事」がしたいって思っていて、こと葉が向いているベクトルとそんなに違わないわけで…。


「人に伝える仕事」って、人に伝わるための努力をしなくてはならないってことで、
基本的に心に響くほどには伝わらないことが前提で 、

 

それでも伝わるように作り込んでいく、
もしくは不必要な部分を削ぎ落としていくことが必要なんだよね。


本当の意味で 人に伝わるような努力 わたしは
できてんのかあ!?って考えたら
もう ミジンコほどの努力しかできてない。
ミジンコから抜け出したい…(涙)
まずはアリンコ目指して頑張っていくよ…!(涙)


人生さ、自分のやりたいことに突き進むのって絶対楽しいよね。

あ……。
もうすでに、この上の一文がありきたりなフレーズ過ぎて、もっと「やりたいことに突き進む人生は素晴らしい」をうまい具合に言い換えたいと思うが上手くいかず…(笑)

 


あー!私も自分の中から出たもので、人を感動させることができるようになりたい!
このブログはその一歩!

 

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